錆がひどく、朽ち落ちた鉄骨階段の修繕（リペア）行いました。

素材の無くなった鉄の階段

　2年前に塗り直しをしたそうですが、2年で進む腐食とは思えません。また、2年とかで塗り直しをすることの無いように。保証を付けてほしいと相談されましたが、もちろん保証はできません。
保証はでき無い事、このまま塗ることはでき無い事を説明せて頂き、溶接工の職人さんを作業に加える事。下地補修の鉄の材料代も頂く事など説明をさせて頂きました。
※ 弊社にお任せで作業をさせて頂く事を条件にお客様の予算内で出来る限りの作業を請けることになりました。

危険度が通常を超え、手間がかかり、お客様の要望とのギャップを感じるほどの作業を目の当たりに。
最大の問題は足場問題です。表側の溶接には足場が不可欠です。このような状況で便利屋のアイデア力が発揮されるべきです。

そこで、軽トラックにやぐらを組んで対応するアイデアが生まれました！以下は組んだやぐらの様子です。【画像参照】

この工夫により、足場の不足を補いつつ、安全かつ効率的に表側の溶接作業が可能となりました。
便利屋ちょこっとの柔軟で創造的な対応が、難しい状況を乗り越える手助けとなりました。

下町の便利屋がお勧めの理由

　ちょこっとの店長は江東区の砂町出身であり、幼馴染や地元の職人仲間、先輩・後輩が多く存在します。知り合いを集めたら家丸ごと1軒建てられるくらいの職人さんが集まる街です。お勧めの理由は、人情深い仲間が集まる仕事場は、アイデアと技術の集まりです。『便利屋』＝便利すぎるだろ・・と言われることもあります。請けられる依頼、請けられない依頼は有ります。

『受けた仕事は最後まで責任をもって行います』

　今回は、日曜日に防水屋さんと溶接屋さんが手を休める日を利用して、便利屋ちょこっとでは通常超えるテクニカルな作業に挑戦しました。
職人さんたちの技術だけでなく、今回は溶接屋さんから機材のレンタルもお願いし、その名も『ウエルダー』。

これはガソリン式で発電機にもなる優れものです。

屋上での部材の切り離し作業も、ウエルダーが発電する電力で、サンダーを使用することでスムーズに進み、作業効率が向上しました。
バリバリと作業が進んでいく中で、切れた縦の部材は鉄筋棒を使って丁寧につなぎ合わせています。

このままでは、巣穴がひどい・・そこで、今回　技術指導をしてくれたのは、防水屋さん（店長の同級生）補強の溶接後、巣穴についてはパテを埋めてしっかり腐食の進行の対策を行う事。

しっかりと教わりながら、スタッフが作業を進めていきます。パテは1日で乾かない為、錆止めやペイントは後日に。先に出来るところを塗っていきます。
この作業は、なかなか難しい作業でしたが、しっかり教えてくれたので、大きな面も、小さな面もどんどん埋めていけます。

作業が進むにつれて、手分けをして、錆止めを塗っていきます。予算内に収めるためには、作業は効率よくテキパキ、さすが職人手が早い！
こうなると、テンションが上がってきます。

ここまでくると、完成が見えてきます。

下地の準備が終わり、上塗りをしていくのですが、ひどかった部分の補修を見ていきましょう

作業完了後の様子

酷い状態だったサビの進んだ鉄骨階段が、丹念な下地調整と吟味した塗料の施工により、見違えるほど生まれ変わりました。これにより、耐久性が向上し、長い間美しい状態を保つことが期待されます。

寒冷な時期に施工する必要があり、その状況にも工夫が必要でしたが、問題なく作業が進み、無事にお引き渡しができたことに安堵しています。この度は、工事のご用命をいただき、誠にありがとうございました。

お客様の安全と費用面の満足を最優先に考え、丁寧な作業とアイデア素材で施工させていただきました。
今後も何かお困りごとがございましたら、お気軽にお知らせください。どうぞご安心してお問合せいただければ幸いです。

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