代表者は以前にバイク店を経営していた経緯から、時折バイク修理の依頼を受けることがあります。
このサービスは、当社が業務が少ない閑散期などに実施されます。複数のバイクを同時に修理することが難しく、作業にはバイクをいじるための適切な場所が必要です。
お客様の敷地内に修理が可能なスペースがあれば、出張によるバイク修理を提供しています。ただし、作業完了までには一定の日数と費用がかかるため、小規模な修理については地元のバイクショップに依頼することがあります。
当社に依頼いただくお客様は、愛着を持っており、長期間乗り続けたいと考えている方が多くいます。部品の交換など、できる限り修理を行うため、完成車としてのバイクが同じモデルが購入できるほどの仕上がりとなることもあります。修理が完了すると、バイクは変わり果てた姿となり、お客様からの喜びの声をいただくことは非常に嬉しいです。
この記事では、私たちが『便利屋』として提供できるサービスやスキルについて紹介したいと考えています。
バイクのシート破れはいつでもお受付しています。作業料は3,500円+部品代+出張費を頂いています。お問い合わせください。画像はうちの息子です。専用工具で純正風に仕上がります。
① 実例 ホンダストリーム レストア
今回のケースは長年放置されていたホンダストリームの作業紹介です。オーナーの若いころに初めて買ったバイクだそう。
もう一度乗りたいという要望から、ご依頼を承りました。
さすがに、45年以上前のバイクだけあって、先ずパーツが出てこない苦労が続きました。暇があれば部品を探し、代用できる部品など含めてかなり苦戦しました。今回は塗装屋さんにて、オールペイントも含めて作業を進めていきました。
ホイールのペイント、タイヤ交換 キャブレターOH内部部品新品交換 カバー不足部品Yahooオークション入手 オールペイント・・
やってもやっても、次々トラブル続きで、完成まで数か月を掛けて、コツコツ進めていきました。
根をあげそうな案件だったのですが、実はこの車両『福井県』からのオーダーで長い間楽しみに待っていてくれていたのです。
完成した時は、とてもうれしかったことを今でも覚えています。
スケジュール調整を行い、完成車両の納品 軽トラに積んで『福井県』までお届けに向かいました。
軽トラで、福井まではなんと9時間くらいかかりました。到着してすぐに試乗をすると喜んでいただき、その日は夕食をご馳走になり、宿泊もさせて頂きました。大事に乗ってくれれば、作業をした甲斐が出ます。これからも、ストリームと共に末永く楽しんでください。
実例② ホンダモンキー(Z50J)
このZ50Jモンキーはそのまま使える部品が少なかったことから、すべてをバラシ、磨いて使える部品のみ使用して。使えないパーツはすべて交換をしています。消耗品及びワイヤー類はすべて新品部品に交換しています。このモンキーは、依頼ではなく、個人的に、息子が大きくなったら乗ってほしいと思い、休日の合間を縫って制作したバイクの事例紹介です。激レアなバイクなどではないと中々、フレームから組むのも億劫ですが。もう手に入らない機種を直して乗るという考えは、ある意味安全なオートバイに乗るという考えに近いと思います。もしも、お客様の中にバイクの復元や制作依頼をしたいというお客様が居ましたら、製作日数、作業手数料はかかりますが、ご質問頂けると嬉しいです。