ユニットバス・システムバス
古いお風呂を、使いやすいユニットバスへ。段差解消と費用を考えた施工事例
今回は、昔ながらの在来浴室からユニットバスへ入れ替えた事例です。 お客様のご希望は「できるだけ費用を抑えたい」「お風呂の段差を少なくしたい」という内容でした。 解体・サイズ確認・予算設計・展示品ユニットバスの活用・取付作業まで、流れが分かるように整理しました。
まずは今のお風呂のタイプを確認
昭和の雰囲気が残る在来浴室
既存のお風呂は、タイルやコンクリートを使った昔ながらの浴室でした。 このタイプは解体時にコンクリート・タイル・浴槽などの廃材が多く出るため、処分費が大きくなりやすいのが特徴です。
ユニットバスからユニットバスへの入れ替えであれば、廃材が少なく済むケースもあります。 しかし、在来浴室からの変更では、解体量・配管状況・床下の状態を確認する必要があります。
写真で状態を確認しながら計画
浴室リフォームでは、見た目だけで判断できない部分が多くあります。 床下・壁の中・配管まわりは、解体してみないと分からないこともあります。
今回も、既存浴室の状態を見ながら、どのサイズのユニットバスが入るか、どこまで段差を下げられるかを検討しました。
浴室サイズを測って、入るユニットバスを確認
- 浴室の奥行・幅・高さを測ります。
- 今回の現場では、奥行約1510mm・幅約1640mm・高さ約2120mmでした。
- ユニットバス選定で特に重要なのは、奥行と幅です。
- 候補サイズとして1516・1317・1216などを検討しました。
- お客様の「できるだけ安く」というご希望もあり、今回は1216サイズを採用する方向で進めました。
予算設計|ユニットバス交換で必要になる費用
ユニットバスを入れる場合、本体代だけではなく、解体・配管・組立・電気・大工工事・廃材処分など複数の費用がかかります。 最初に総額の予算を決めておくことで、商品選びや工事内容を現実的に考えやすくなります。
- 解体費
- ユニットバス・システムバス本体料金
- 給排水管・追い焚き配管などの接続費用
- 本体組立料金
- 照明・浴室乾燥機などの電気工事
- 脱衣所との間仕切り壁復旧などの大工工事
- 廃材処分費
費用を抑えるため、展示品ユニットバスを活用
今回のお客様は「とにかく安く」「でもバリアフリーに近づけたい」というご希望でした。 そこで、協力会社を通じて、モデルルーム展示品のユニットバスを活用する方法をご提案しました。
展示品は実際に使用されたものではありませんが、中古扱いになるため、通常より安く手に入る場合があります。 TOTOやパナソニックなどのメーカー品が、タイミング次第で10万円台後半〜30万円前後で出ることもあります。
お客様のご要望①|お風呂の段差を少なくしたい
段差解消は、解体後の状況確認が重要
写真のように、脱衣所から浴室へ入る部分に段差がありました。 お客様としては、この段差をできるだけ無くしたいというご希望でした。
ただし、浴室下には配管が通っているため、必ずフラットにできるとは限りません。 解体後に配管位置や床下の余裕を確認し、できる限り低くする方向で調整します。
ユニットバス取付の様子
今回のリフォームで大切だったポイント
- 古い在来浴室は、解体費と廃材処分費を見込む必要がある。
- ユニットバスのサイズは、浴室の奥行・幅・配管状況で決まる。
- 段差解消は希望できるが、配管や床下の都合で限界がある。
- 展示品ユニットバスを使うと、費用を抑えられる場合がある。
- 安くする場合でも、保証・状態・サイズ・ドア位置の確認が大切。






